次世代コーチング>>>
未分類

脳のRAS機能とは?努力なしで夢が叶う仕組みを解説

kounkt2

「努力なしで夢が叶う」なんて怪しいと思いましたか?でも、脳のRAS機能を上手く活用すれば、誰でも可能です。

もちろん行動は必要ですが、努力して頑張って成功するというより、気付いたらあっさり叶っていたという状態になれます。

夢や目標をどんどん叶えている成功者たちは、脳科学的に見るとRAS機能を上手く活用しているというわけです。

この記事では、脳科学の知見に基づいて、RASの機能と努力なしで夢が叶う仕組みを解説していきます。

脳のRAS機能(脳幹網様体賦活系)とは?

RAS機能とは、Reticular Activating Systemの略称です。日本語では網様体賦活系(もうようたいふかつけい)といいます。

RASは、脳幹の機能の1つです。簡単に言えば「フォーカス機能」のような役割を果たします。

RASの働きによって、無意識に取捨選択を行い、重要だと認識している情報のみにフォーカスしているということです。

逆に、重要でないことには反応せず、情報をスルーしています。脳は全ての情報を受け取ると、負荷がかかりすぎてしまうためです。

つまり、普段見たり聞いたりと認識しているものは、実は「自分に必要なものを無意識で選んでいる」といえます。

例えば、有名な心理効果として「カラーバス効果」があります。周りに「赤いもの」はありますかと言われたら、それまで見えていなかった赤いものが目に飛び込んでくる現象です。

新車を買おうと考えた途端、街中で同じ車をよく見かけるようになるのもRAS機能が働いています。「カクテルパーティー効果」といわれる、騒がしい環境でも自分の名前は聞こえる現象もRASによるものです。

このように、RAS機能は私たちの無意識下で情報を選別しています。

RASが人生を左右する理由

RAS機能は、私たちの人生に大きな影響を与えています。なぜなら、RASが選別する情報によって、私たちの意思決定や行動が変わるからです。

RASは、自分のセルフイメージや信念に基づいて、重要だと認識している情報を選別します。

例えば「自分は成功できる」と信じている人は、成功に関連する情報を多くキャッチします。一方「自分はダメな人間だ」と思っている人は、失敗や否定的な情報に注目してしまいがちです。

このように、RASが選別する情報によって、私たちの認識や行動が変わり、結果として人生が大きく変わる可能性があります。

RAS機能を活用するメリット

キャッチできる情報が変わる

RAS機能を活用することで、これまで見逃していた重要な情報にも気づけるようになります。例えば、ビジネスチャンスや新しい出会いなど、目標達成に役立つ情報を見つけやすくなります。

以前は気にも留めなかった情報が、突然意味を持ち始めることもあるでしょう。これは、RASが新たな重要性を認識し、関連する情報を意識に上げているためです。

情報の質が変わることで、新たな可能性が広がり、夢の実現に近づくことができます。

集中力や生産性がアップする

RAS機能を上手く活用すると、集中力や生産性が向上します。重要な情報に焦点を当てることで、不要な情報に惑わされずに効率よく作業を進められるようになるからです。

例えば、締め切りが迫っているプロジェクトがある場合、RASにその重要性を認識させることで、関連する情報を優先的に処理できます。これにより、作業のスピードと質が向上し、目標達成の可能性が高まります。

新しいアイデアが生まれる

RAS機能を活用すると、創造性が刺激され、新しいアイデアが生まれやすくなります。これは、RASが目標に関連する様々な情報を意識に上げることで、異なる分野の知識が結びつき、自然と斬新なアイデアが浮かんでくるためです。

例えば、新商品の開発を目標にしている場合、RASが関連する情報を集めることで、思いもよらないアイデアが浮かぶかもしれません。これは、異なる分野の情報が組み合わさることで生まれる創造的な発想です。

RAS機能によるデメリットと注意点

スコトーマ(心理的盲点)が生まれる

RAS機能には、スコトーマ(心理的盲点)を生み出すというデメリットがあります。スコトーマとは、重要でないと判断された情報を無視してしまう現象です。関心のない情報は無意識に見逃してしまいます。

例えば「お金持ちになれない」ことを信じている人は、お金持ちにならないための情報をキャッチしており、収入を増やすチャンスは見逃しているということです。RASが重要でないと判断したことは、意識に上げないためです。

RASはネガティブなことにも働く

RAS機能は、ポジティブな情報だけでなく、ネガティブな情報にも反応します。例えば「自分は失敗ばかりする」「どうせ上手くいかない」と思い込んでいると、失敗や挫折の情報ばかりが目につくようになってしまいます。

セルフイメージによっては、RASがネガティブな情報を集めてしまう可能性があるので注意が必要です。

RAS機能を上手く活用するポイント

RAS機能を効果的に活用するポイントは2つです。

心から望んでいることを明確にする

心から望む純粋に叶えたいことを明確にすることで、RASに重要性を認識させやすくなります。

達成したいゴールが明確になれば、RASが達成ルートを探し出し情報を拾ってくれて、導かれるように叶っていきます。これが、努力なしで夢が叶う理由です。

目標設定の際は、現状では考えられない、不可能だと感じるような大きい目標にするのがポイントです。

想像以上のゴールに向かって進むことで、大きな力を発揮できるため、成長の幅やスピードが格段にアップします。

セルフイメージを変える

脳は、セルフイメージに基づく情報や根拠を探します。セルフイメージとは、自分に対して無数に持っている無意識の思い込みです。

例えば「自分は貧乏だ」というセルフイメージを持っている人は、たとえ宝くじが当たっても、詐欺に遭ったりドブに捨てたりしてちゃんとお金を失ってしまいます。脳はセルフイメージ通りの状態をちゃんと実現してくれるわけです。

無意識のセルフイメージが変われば、RASがフォーカスする情報も変わります。今までスコトーマで見えなかった情報をキャッチできるようになり、理想の現実化が進むようになります。

脳のRAS機能を使えば努力なしで夢が叶う

脳のRAS機能が働けば、モチベーションも勝手に湧いてきます。夢を叶えるのに行動は必要ですが、行動したくて仕方ないという状態になれるということです。

まるで夢中になって何時間もゲームをしている時のように、その行動を努力と感じないうちに夢が叶っているということが起きます。

RASが自動的に目標達成に必要な情報を集め、行動を促してくれるからです。これは、私たちの無意識の力を発揮しているに過ぎません。

例えば「毎日、今までになかった良いことが起こる」と考えていると、RASが良いことを探し始め、実際に良いことが起きはじめるということもあり得ます。

RAS機能を味方につけることで、夢を叶える道のりがより楽しく、スムーズになるでしょう。

ABOUT ME
CHIERO
CHIERO
ゴール達成コーチング提唱者
20歳の時にのべ1万人以上の無意識をコントロールする経験を積む
国家資格(高等学校教諭一種免許状)を保持する教育心理学のプロフェッショナル
最先端のアメリカ式コーチング理論を学び、無意識の使い方をマスターすることでキャリアアップやダイエットなど幅広い分野で活躍中
目標達成に苦しむ人々からの声を受け、脳科学を活用した"ゴール達成コーチング"を提唱した第一人者
世界経済フォーラム(通称ダボス会議)下部組織であるGSCメンバー
記事URLをコピーしました